既存製品の問題点


一般的なトラッキングゲージでの車体計測を行う困難さと不確実さは、誰もが経験しているはずです。

古いタイプの車両では測れたはずの2点間距離計測も、近年の車体構造において困難な個所が大幅に増えているのです。

本来の目的に対し「ほとんど用を成さないツール」と言っても過言ではありません。

一般的なトラッキングゲージの問題点

p限られた計測点でしか計測できない
p奥まった計測点にポイントが届かない
p計測点間に障害物があると測れない
p計測ポイントが同一方向でないと測れない
p正確に測るためには補助員が必要

 

                  など


先進的な考えを持ち、車体整備に真摯に向き合うため、コンピューター計測システムを導入することは素晴らしいことです。

しかし、経営面、作業効率等考えて、計測が必要な全ての車両をこれだけで計測するのは至難の業です。

気軽に、実用的に使えなくては、根本的な問題解決とは言えないのです。

コンピューター計測システムの問題点

p高額で、誰もが所有できるわけではない
pデータ更新等、維持コストも大きな負担
p基本、修正機やリフトにセットしなくてはならず、気軽にどの車両でも測ることが困難
p操作が難しくて使いこなせない
p製品によっては精度に信頼がもてない

結論を言えば、いろいろな計測器を使い、目的に合わせて最適な方法で計測することで目的は達成されるかもしれません。

 

しかし、もし常用し使い慣れた1つのアイテムで手軽に大半の計測作業を行えたら、どれほど効率よく必要な車両全てに活用することができるでしょう。

手軽に活用できる車体計測器の条件とは

p準備なく、すぐに使える
p計測ポイントを選ばない
p左右バランス比較で瞬時に判断できる
p1人で正確に計測できる
p応用力に富み、計測の独自アレンジも可能