レーザー墨出器を活用、バランスゲージ従来の2点間距離の測定に加え、損傷部位の沈み込み、浮き上がり、左右の振りなどが数値で確認できます。
「バランスゲージ」+3D簡易測定について
ASV車両の普及に伴い、アッパーボディーの正確・精密な車体補修はADASを正しく作動させる上で必須事項です。
アッパーボディーの車体計測を得意とする「バランスゲージ」の2点間距離測定に加え、本システムを組み合わせることで、「三次元測定器」としての機能が付加、より正確・精密な車体修正が可能となります。
本システムが可能にすること・・・
バランスゲージでの2点間距離計測と組み合わせることで…
アッパーボディー(フロント部)における3D簡易チェック
中心線からの左右の振りは、約3.8㎜ほど左に振っていることが分かり、高さは約15㎜左サイドが沈み込んでいることが分かります。左右比較対照なので、あくまで目安ではありますが、入力に応じた適切な修正作業を行うことで、左右高さと中心線が整っていくはずです。バランスゲージでの対角等の2点間距離測定も行い、的確に修正作業を進めます。
アンダーボディー仮想基準面からの高さ計測
アンダーボディーの計測では、左右比較対照での測定だけでなく、仮想基準面での高さ測定も可能です。トラッキングゲージやセンタリングゲージなどとの組み合わせで、コンピューター計測システムに匹敵する下回り測定を実現します。
本システムご利用の際にご準備ください。
レーザー墨出器及び三脚等(市販品)
自動水平補正機能に加え、レーザー角度が固定できるレーザー墨出器を別途ご用意ください。ECサイト等で5千円前後で入手できます。
レーザー墨出器を据え付けるための三脚等は、高さや角度の微調整が容易にできるものがお勧めです。